【北海道無計画旅 番外 前編】東北無計画旅
北海道無計画旅として東京を出発したのが2018年9月3日。
北海道に上陸したのが9月4日。
そして…北海道から本州に渡ったのが9月22日。
その後、東北旅行をしながら東京に帰ってきたのが9月28日。
9月22日から28日の間の東北旅行についてざっくり書いていこうと思う。
(東北の都道府県のほとんどがこのときに初めて訪れた場所であった)
北海道の函館から青森の先端の大間までフェリーで移動して、大間からとりあえず青森市街を目指し、その後成り行きで弘前市を通って岩木山桜林公園の野営場でキャンプした。
大間から青森市街へ向かう道はかなりな峠道で面白かった。北海道の峠道とは全然違った雰囲気。本州に帰ってきたんだなと実感した。
野生の猿も多くいて驚いた。
野営場ではグーグルマップの口コミで「ドリフト族が夜中に近くを走ってるためうるさい」と書かれていた…
ちょっと期待しつつ野営したのだが、確かにドリフトのスキール音は聞こえるのだが結構遠いところで遊んでいるようで見に行ったりはできなかったw
この日はただひたすら秋田を南下した。あまりゆっくりしすぎるとこのままだと学校の始業日に間に合わなくなってしまいそうだったので、わりとハイペースで。
秋田にはこのときが生まれて初めて行ったのだが、本当に田んぼが多いんだなと思った。
本当は、岩手でわんこそばを食べに行きたかったのだが予約制の店がほとんどだったため断念。また機会を見つけて行こうと思う。
この日は宮城・山形ドライブ。走り屋のホットスポットである蔵王を通りたかったので、西蔵王公園キャンプ場にて野営。
秋田の湯沢の天然温泉。
ゆっくり温泉に入ったりしたかったのだが…また今度来よう。
お昼ごはんは仙台が地元である大学の部活の先輩のおすすめのラーメン屋に。
北海道ラーメン雷 という店名なのでどんなラーメンかなと思いきや…二郎系みたいな感じだった。
ラーメンの商品名も「セカンドインパクト」などで結構癖が強かったw
とこんな一日だった。
―後編に続く
【愛車紹介①】ホンダ リトルカブ・スペシャル 立体商標登録記念車
今更…という感じもあるが、愛車紹介をしてみようと思う。
私は幼い頃から自動車に興味があって、小さい頃は親と車種当てクイズをしたり中古車情報誌を読んだりしてた(?)
中学生あたりではちょっと車への興味は薄れつつあったが、高校生のころにまた再燃し、大学生になったら絶対に車を買うぞと思っていた。
バイクには特に興味はなく、全部同じに見えるとも思っていた笑
高校3年生の3月あたりに私が大学に進学するということで親が最後のプレゼントとして原付を買ってくれるということで、私が選んだのがこのリトルカブ。
バイクには興味がなかったとは言いつつも、カブは知っていた。
燃費がいい・壊れない・基本設計が古いもののずっと今も沢山使われている・蕎麦屋さんも新聞屋さんも使ってる。
多分、当時買えるラインナップの中では一番の名車かな、一体どんな感じなんだろうか、乗ってみたいなと思ったのが選んだ理由だった。
(結局、親が手続きを進めてくれたのだが大学選びに悩んで浪人するという決断をしたので、納車された年は大学生ではなかったのだが…)
納車されて乗ってみると、乗りやすいと思ったのが最初の感想だった。
自転車の延長みたいな感覚で乗れるというか…。
維持費的にも自転車の延長のよう。燃費は実測で95km/lを叩き出していた。
デザインも良い!旧車のようだが、別に悪い意味で古臭い感じは全くしない。おしゃれ。
アフターパーツも多い。ヤフオクやメルカリにメーターやマフラー…etcが沢山売られていて、これ装着したらどうなるんだろうといった感じで考えるだけでも楽しかった。
写真はカブラのボディキットを取り付けたもの。
そんなこんなでとても気に入って、浪人中には一年で3500kmも乗ってしまった…
今もたまに足として活躍してくれている。
一生乗れるものに出会ってしまった。
【CBX250RSレストア計画6】ブレーキオーバーホールと…ニューマシン
今回はCBX250RSのブレーキのオーバーホールを行っていく。
とりあえずフロント部分から。
車体からブレーキキャリパーを取り外し、分解・洗浄していく。
これが取り外したフロントブレーキキャリパー。
見える部分だけでも、飛び出しているピストンの表面に錆が浮いている…
写真からみて右側のブレーキパッドがほとんど残っていない…
と問題点だらけ。
ピストンが油圧によって出てくることでブレーキパッドを押し、ホイール側についている回転しているブレーキディスクにパッドが押し付けられることで摩擦でブレーキが動くというものであるが、
このピストンにサビが浮いているとピストンがスムーズに動かないためブレーキの効きが悪くなってしまう…
面倒そうだ と思わず、綺麗にしたらブレーキがしっかり効くようなるだろう、整備のしがいがあるだろうと考えて楽しく整備した。
ピストンを取り出して、キャリパーの中の洗浄。
キャリパーの内側は綺麗だった。このなかに油圧ブレーキのブレーキフルードが満たされている。
フルードが漏れたりしないようにするためにゴムパッキンを新品に交換してキャリパーの中の整備は完了。
整備中は手が汚くなるので面倒くさがってスマホで写真が撮れていないがピストンもピカールで磨き上げ、ピカピカになった。まるで鏡のよう。
次回からは整備中の写真を撮る用のボロいデジカメでも用意しようかな…
最後に新品のブレーキパッドを装着して整備完了。
先日の土日にこの整備を学校の作業スペースでしていたところ、守衛のおじさんが話しかけてきた。
守衛「バイクの廃車のしかたって分かる?いらないバイクがあるんだけども…」
私「え?どんなバイクですか…!?」
といった会話をし、話を聞くと2ストロークエンジン搭載のオフロードバイクのこと。
そのまま現車確認して…増車してしまった。
もともと捨てる予定だったということで無料譲ってもらったが、車体の方はかなりボロボロ。
整備していくなかで色々勉強していこうと思う。
【北海道無計画旅20日目】旅の終わり
2018年9月22日
朝、函館のビジネスホテルを出発し、フェリー乗り場へ。
と、その前に朝ごはん。
今回の北海道無計画旅最後の朝ごはんはセイコーマートのパスタがよかったので、フェリー乗り場の近くにあるセイコーマートへ。
9:30にフェリーが出発ということでまだ時間があるし…イートインでゆっくりゆっくり朝ごはんを食べていたら、すぐに出発の時間は訪れた。
行きの大洗発苫小牧着のフェリーと比べると、流石に規模は小さかった。(まぁ、フェリー内で一泊するわけでもないので当然ではあるが…)
乗船時も二人乗車の状態で乗り込んでOKだった。
大間行のフェリーは乗客数は少ないのかなと勝手に思っていたが、一秒でも多く車・バイクに乗りたい人たちや現地の人が結構いて、船内のくつろぎスペースみたいなところはそれなりに盛り上がっていた。
とうとう長い北海道無計画旅も終わりを迎えてしまった。
日にちでは20日間。走行距離では約3500km。
(本当は、グーグルマップでGPSを拾えていないところは直線距離で表示されてしまうため実際はもっと走っていた)
どちらの意味でも長い旅だった。
しかし、本当にあっという間に日も経ち、距離も走ってしまい、私には短い旅のように感じた。
出発前には2週間もあれば北海道は堪能できるなんていう話を耳にしていたが、実際は20日近く滞在していても全然全然足りなかった。
思い返せば本当に色々なことがあって、私の中では毎日毎日すべての瞬間が最高の思い出になった。
旅を決断したとき・出発したとき・震災に巻き込まれたとき…無計画旅で大丈夫なんだろうか…?楽しいものになるだろうか…?と多く心配していたが、それらは杞憂だったみたい(笑)
まだ北海道旅行でやりのこしたことはたくさん残っていて非常に名残惜しいかったが、次の機会にいったときに楽しめる分として"残しておく"というふうに割り切って前向きに考えることにした。
次は自分のクルマで来たいし、バイクでも来てみたい。この旅で訪れた場所をまた時間が経ってからもう一回行ってみて変化を感じたい。
他の人の北海道旅行のブログを見てみたり、このブログを書いていく中でやりたいこと・行ってみたいところをたくさん発見した。それらも実行したい。
もし、いつになるのかはわからないが「次」があれば、それも記録していきたい。
―完
【CBX250RSレストア計画5】タペット調整とプラグ交換
前回の記事で予告したとおり、エンジン関係を触っていく。
とりあえず、簡単なところから…バルブのタペット調整とプラグ交換をする!
タンクを下ろして…(タンク下ろすのって思っていたよりもかなり簡単でボルト一本で留まっていた)
エンジンを見てみる。
本当はヘッドカバーは綺麗な赤色に塗装されていてアクセントになっているのだが…塗装はこの35年間の間にほとんど剥げてしまったようだ…
今回は塗料を持ってないから塗れないが、機会を見つけて塗装したい。
タペット調整をするためにヘッドを開けてみる。
驚くほど綺麗だった。
今までヘッドカバーを開けてエンジン内部を見てみるのはクルマを含めて4台見たことがあったが、それらの中でこのCBX250RSが一番綺麗だった。
前回、オイルフラッシング+オイル交換をしただけでは蓄積の汚れまでは落ちないし、こんなには綺麗にならない…
いままでオイル管理をバッチリされてきたのであろう。
前オーナーの愛を感じる…
チェックした後は、シックネスゲージを使ってタペットの調節。
この調節というものは、0.01mm単位で調節するものでちょっとしたきっかけですぐにずれてしまうため、キリがない。
元がかなりズレていたので、だいたい合えば良しとしよう!ということでちょっとの妥協がありながらも調整完了。
次はプラグ交換。
これが古いプラグ。
こっちが新しいプラグ。
古いプラグは完全に終わってるな…
前オーナーは動体保存のためにエンジンだけかけて実際に乗って動かしてはいなかったのではないかなと。
プラグを替えただけで、もう調子が良くなってそうだと期待が膨らむ。
プラグ交換後は ヘッドカバーのパッキンも新品を取り付け、ヘッドカバーを元通りに組み直した。
さっきとは逆側から見た写真。
プラグコードも劣化気味だったが、新品を買ってなかったしとりあえず今は使えそうなのでスルー。
見た目がボロっちいのはとりあえず今は仕方ない。
動かすことが最優先なので。
タンクも戻して、ちょっと不安と期待があるなかエンジンをかけてみた。
CBX「キュッキュッブロロロオロロロ」
完全に調子が良くなってた。整備した甲斐があった。。。
キャブレターの清掃も必要かなと思ったが、プラグ交換だけで始動性・アイドリングの安定性もよくなったので必要ないかもしれない。
よかったよかった
【北海道無計画旅19日目】北海道無計画旅最後のよる
2018年9月21日
とうとう北海道も端っこの近くまで来てしまった。
東大沼キャンプ場を出て、函館方面へ出発。
北海道のあちらこちらへ行ったものの、まだ行ってないところもあるし…思い残すことも多いが次の日のフェリーで本州に渡ろうということで、津軽海峡フェリー乗り場の券売場へ向かった。
A氏と何度も何度も帰るのをやめようかというお話をしたが、まぁ10月になれば学校も始まってしまうし…
そもそも、出発時点では北海道から帰る途中に東北旅行も兼ねられたらいいねみたいな話をしていたが、その東北旅行もする時間もすでに残されてない…
また、今度北海道に来ようといって次の日の午前発(函館→大間)のフェリーチケットを買った。
普通に青森行のフェリーでも良かったが、せっかくクルマで来たんだから大間でしょ!面白い道ありそうだし!ってことで大間行(笑)
無事チケットを購入した後はクルマで函館市街へ向かい、泊まることにしたビジネスホテルにクルマは駐車して…
五稜郭跡へ。
歴史の授業で勉強したり、地理の授業中に地図帳で眺めていた五稜郭に自分が行く機会があるとは思わなかった。
地元が福岡ということもあって、北海道という遠い遠い地へ行くということを自分が中学・高校生の時に想像もしたことがなかったが…
路面電車に乗ってるときに少し驚いたのが、使われている交通系ICカードがnimocaだったこと。
九州以外の地方でみたことがなかったからびっくりした。
閉店に近い時間に来てしまったのでゆっくり観光…とはできなかったが十分に雰囲気を楽しむことができた。
人も多いし、お店も多い。函館は都会だった。
お土産屋さんで東京に帰ってから配るものを少々買ったり…
我々が飲む用のサッポロクラシックを箱買いしたりした。
19日目:約33km (累計 約3538km)
【北海道無計画旅18日目】ニセコ
2018年9月20日
洞爺湖のゲストハウスでA氏と話し合って、この日は函館方面を目指すことに。
でも、途中通りたいところはいくつかあるのでそれを回っていって…あとは時間次第で寝床を決めようと。
ということで出発。
まず向かったのはニセコ駅。
私が小さい頃に遊んでいた「桃太郎電鉄」というゲームがあって、(指定された日本各地の駅を目指し、その産地の株を買ったり売ったりするようなサイコロゲーム)そのゲームでニセコ駅が目的地になったとき、名前から 日本の駅?面白い地名だな?と印象深かったからという単純な理由で行ってみたかった。
かぼちゃのフェスか何かをやっていたようで、駅周辺や道の駅はもちろん、道端にまでかぼちゃが並べられていた。
そういうのもあってか街全体がかなりおしゃれだった。
かなり昔の記憶なのであんまり覚えていないがそのゲームでも多分、ニセコ駅で買える株はカボチャ畑やスキー場などだったんではないだろうか…
また来る機会があったらスキーをしに行きたい。
次に向かったのは長万部。
理系大学生である私は、長万部という地名を聞いて真っ先にでてくるものは東京理科大学の長万部キャンパスである。(?)
長万部キャンパスに通っている友人はいないが、理科大に行っている友人がいて長万部について話したことがあったので興味があったので行ってみた。
このときは大学は夏季休業で学生もあんまりいなかったのだが、守衛の方が親切にも学内を見学していいよ~と行ってくれたので、学内に入って色々見て回ることができた。
学生の過ごし方が一部紹介されていたりしたが、長期休暇のときにはクルマやバイクで北海道を一周している人とかもいるようでみてまわってて面白かった。
その後は、かつてJR北海道の鉄道路線である江差線の廃線跡をたどるようにしてドライブ。
途中でお祭りをしている地域もあって覗いたりしてみた
そのまま函館の近くまでドライブして…
A氏と相談してこの日は東大沼キャンプ場にて野営。
18日目:約265km (累計 約3505km)