【北海道無計画旅4日目】そして…さらに北へ(後編)
地震の話から本題の旅の話に戻します。
オロロンラインは当然誰も走ってなく気持ちの良い道でした。
あんなに長い直線がある公道は他にあるのでしょうか?もしあるのであれば教えていただきたい。
信号も交差点も他の車もほとんどなく、あっという間に稚内に到着。
クルマは道の駅 わっかない に停めて…
近くにある稚内駅周辺も探索。
稚内駅は最北端の駅だそうだ。当然か。
他に興味深かったのは、稚内の商店街や青看などに書かれている文字にロシア語が多かった。
日本最北端の地で当然ロシアとも距離的に近いが、なにかロシア人と深い交流でもあるのかもしれない。
その後、A氏と相談して今晩は稚内森林キャンプ場に泊まることに。
と思ったが、この様子なので既に買ってあったカップラーメンにしようということになった。(飲み物も持ち合わせていたお茶で)
飯のことも決まったし、キャンプ場へ出発!と思ったところで…またトラブル発生
A氏「クルマの鍵がない!?あれ?クルマから抜いたっけ?もしかして…」
インキーしてしまったのだ。
急いで、A氏の加入している任意保険のサービスに連絡。
しかし、この震災の影響で固定電話も使えず、保険屋さんが鍵屋さんに連絡を取ることができないそう。一応、探してみて折電するといってくれたものの望みは薄い。
これは困った。
二人で道の駅の駐車場であたふたしていると、一人のおっさんが話しかけてきた。
「もしかして、インキーしたの…?JAF呼ぼうか?」と。
ちょっとお世話になるのが申し訳なくて、そのおっさんには「大丈夫です~」と答えたものの大丈夫じゃない。
一応、JAFにも電話してみるかということで、私がJAFに入っているのでそれを使って電話してみた。
しかし、返事は保険会社と一緒で連絡がつかないから無理だよ。とのこと。
(JAFはこっちが困ってどうしようもないというのにちょっと冷たい対応で悲しかった)
といったことをしているうちにどんどん時間が過ぎて、夕方に。
ここで希望の電話が!
保険会社からである。必死に探してくれて、開けてくれる業者を探してくれたと。
助かった。
すぐに業者の人は駆けつけてくれて、あっという間にカギを開けてくれた。
震災で家事が大変であったろうあの中、本当に助かりました。
紆余曲折ありながらなんとか飯・寝床にありつけた一日だった。
4日目:約235km (累計約738km)