【北海道無計画旅6日目】列車に揺られ

2018年9月8日

 

前日の夜から泊まった塩狩ヒュッテの部屋の机の上に、この宿の経緯について書かれていたファイルが置いてあったので見てみた。

どうやら、この宿の建物はオーナー自身が指揮を執って作り上げたものであったらしい。

土地を拓いた話や家の建て方にまつわる話が多く書かれていた。

 

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手作り感ある内装。木の良さを活かした感じで私は好きだった。

 

他にも建築について私はあまり詳しくはないが、そのオーナーのモノや自然への接し方・考え方等たくさん書かれていて興味深かった。

また、訪れる機会があれば行ってみたいと思った。

 

また、そのファイルの中に朝早くに塩狩駅を出発する列車に乗り、近くの東六線という無人駅まで行って降りて、その駅でしばらく経つとちょうどいい時間に帰りの列車が来るという楽しみ方が紹介されていたので、朝早くに起きて列車に乗ることにした。

 

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前日は日が暮れた後に到着した&こんなに興味深いところとは思わなかったので外からあまりまじまじと見てなかったが、朝に早起きして色々と観察してみた。

これは、そのときに撮った外装の写真。

 

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早起きして塩狩駅で列車を待ったときの写真。

誰も待っていない。自分とA氏の二人が喋らなければ小鳥のさえずりや風の音しかしなかった。しばらくすると、遠くから列車の音が聞こえてきた。

 

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東六線駅で降りて周辺を歩いたときに撮った写真。当然、無人駅なので何もない。

でも、この踏切を通るこの道は奥の方までずっと曲がることなく直線。

あまりこういった土地に馴染みのない私からしたら衝撃だった。

 

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帰りの列車。

 

もともと本数が少ない線ではあるが、この朝の時間に塩狩→東六線に乗られれば、東六線→塩狩へ帰ることができる列車がちょうどいいくらいに着くというわけだった。

 

と、朝から楽しんで塩狩ヒュッテを後にした。

 

 

この日の旅は、前日に宿に泊まってゆっくりルートについてA氏と相談し考えて、旭川の方に行った後、また士別の方に戻って東へ向かおうということになった。

 

旭川の方まで行ったのになぜ戻るようなルートにしたのかというと…

 

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こういう道を走りたかったから。

戻らなくてもこういった未舗装路はたくさんあったんだけども、道の形も面白そうで。

 

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廃線駅跡地や廃橋梁を見て回ったりしながら延々とドライブ

 

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途中で通った温根別ダムでは、ダムで埋まった集落跡を見られることができた。

 ガードレールや標識。橋などがところどころに残されていた。


 

コンビニでは、店員さんが手作りで作ったであろうおにぎり等は店頭に並ぶようになってきた。

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この日は岩尾内湖白樺キャンプ場にて野営。

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 6日目:約186km(累計 約1172km)