【CBX250RSレストア計画5】タペット調整とプラグ交換

前回の記事で予告したとおり、エンジン関係を触っていく。

とりあえず、簡単なところから…バルブのタペット調整とプラグ交換をする!

 

タンクを下ろして…(タンク下ろすのって思っていたよりもかなり簡単でボルト一本で留まっていた)

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エンジンを見てみる。

 

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本当はヘッドカバーは綺麗な赤色に塗装されていてアクセントになっているのだが…塗装はこの35年間の間にほとんど剥げてしまったようだ…

今回は塗料を持ってないから塗れないが、機会を見つけて塗装したい。

 

 

タペット調整をするためにヘッドを開けてみる。

 

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驚くほど綺麗だった。

今までヘッドカバーを開けてエンジン内部を見てみるのはクルマを含めて4台見たことがあったが、それらの中でこのCBX250RSが一番綺麗だった。

 

前回、オイルフラッシング+オイル交換をしただけでは蓄積の汚れまでは落ちないし、こんなには綺麗にならない…

いままでオイル管理をバッチリされてきたのであろう。

前オーナーの愛を感じる…

 

 

チェックした後は、シックネスゲージを使ってタペットの調節。

この調節というものは、0.01mm単位で調節するものでちょっとしたきっかけですぐにずれてしまうため、キリがない。

 

元がかなりズレていたので、だいたい合えば良しとしよう!ということでちょっとの妥協がありながらも調整完了。

 

次はプラグ交換。

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これが古いプラグ。

 

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こっちが新しいプラグ。

古いプラグは完全に終わってるな…

前オーナーは動体保存のためにエンジンだけかけて実際に乗って動かしてはいなかったのではないかなと。

 

プラグを替えただけで、もう調子が良くなってそうだと期待が膨らむ。

 

プラグ交換後は ヘッドカバーのパッキンも新品を取り付け、ヘッドカバーを元通りに組み直した。

 

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さっきとは逆側から見た写真。

プラグコードも劣化気味だったが、新品を買ってなかったしとりあえず今は使えそうなのでスルー。

 

見た目がボロっちいのはとりあえず今は仕方ない。

動かすことが最優先なので。

 

 

タンクも戻して、ちょっと不安と期待があるなかエンジンをかけてみた。

CBX「キュッキュッブロロロオロロロ」

 

完全に調子が良くなってた。整備した甲斐があった。。。

キャブレターの清掃も必要かなと思ったが、プラグ交換だけで始動性・アイドリングの安定性もよくなったので必要ないかもしれない。

よかったよかった