【北海道無計画旅12日目】ゴタゴタの日
2018年9月14日
霧多布岬のキャンプ場にして起床。
この日はA氏と相談して、釧路を通ってさらに東の方へ…帯広の方へいくことに。
たまたまではあったが、9月16日~17日に帯広にて全日本ラリー選手権が開催されるということで、タイミングもピッタリだったので帯広の方に向かおうということになったのである。
ということで出発。
お昼ご飯を釧路に向かっている道中のラーメン屋さんで食べ、また出発しようというときにトラブル発生。
A氏の財布から10万円ほどスられたそうだ。。。
A氏曰く おそらくどこかのキャンプ場か温泉で財布を置きっぱなしにしていたときに取られたのだろう…と。
警察に連絡しようにも大きな警察署も近くになかったので、とりあえず釧路市街地まで行くことに。
A氏が警察署で事情聴取を受けている間、私は駐車場で休憩。
といっても、2時間以上かかりそうな雰囲気だったため、私は釧路市街を歩くことに。
警察署の近くにあった「釧路和商市場」。まず、ご飯が載ったうつわだけを買って、和商市場内にある魚屋さんで好きな刺し身を買って、ご飯の上にのせて好きなネタの海鮮丼を作るという勝手丼が有名。
でも、そこまでお腹が空いてなかったため、カニ味噌汁とザンキをいただくことに。
ザンギはしっかりと味付けされた唐揚げといったものだそうだ。北海道の食べ物? コンビニの唐揚げ棒 とかもザンギ棒として売られているようだった。
駅前。
何故か駅前にホテルの廃墟がいくつか。。これにはちょっと驚いた。
街には人も多いし、そこまで廃れている印象を受けなかったが廃墟の数の多さからかつてはもっともっと栄えていたのだろうか…
と釧路観光をしていたら、あっという間に2時間以上経ち、A氏から事情聴取が終わったとの報告を受け、私は警察署の駐車場へ。
A氏によるとお金が返ってくるのは望み薄だそうだ…
気の毒ではあったが、持ち物管理には気をつけようという話をお互いにした。
その後、釧路から帯広に。
帯広の北愛国交流広場にてラリーカーの車検があっていて観覧できるとのことで向かうことに。
終了時間のギリギリだったので、あまりゆっくりは見られなかったが場の雰囲気は感じられた。
12日目:約225km (累計 約2268km)
【北海道無計画旅11日目】右を見れば蒼、左を見れば青
2018年9月13日
連日の旅をともにしているインプレッサは泥だらけに…
と、せっかくなのでここあたりでクルマの紹介でも。
旅を共にしているのはA氏のクルマ…
TommyKaira M20bである。
TommyKairaというのは、自動車メーカーのトミタ夢工場が作り出したチューニングメーカーである。
このTommyKaira M20bは スバルのインプレッサWRX STI Version5 TypeRをベースに作られた個体である。
あまりに情報が少なすぎてオーナー自身もどこがイジってあるのかまでは完全に把握しきれてないようだが、私がぱっと見てわかるのはメーターがデジタルメーターになっていることやフロアマット等。
A氏によるとエンジンも300馬力近くでているそう。
チューニングカーとはいえここまでの旅でクルマの不具合はなし。特別乗りづらいこともなく快適。素晴らしい。
次は自分の車で北海道に来たい…
ブログの記事でわざわざご飯をアップしていないときは、ほとんどがセイコーマートで済ませている。
つまり、これは久しぶりのご馳走だったのだ…(震災であまり飲食店が開いていないというのもあるが)
お昼ご飯を食べた後は、納沙布岬にある北方館を見学。
館内では北方領土イメージキャラクターのエリカちゃんが説明してくれていた。
SNSではエリカちゃんは見た目に対し過激(?)な言動から人気があるようだが、興味のある人は是非行ってみたほうがいいと思う。
冗談抜きで北方領土の問題について真剣に考えられると思う。
根室半島あたりは北方領土問題に特に真剣に取り組んでいるようで、道中にも以下写真の碑が置かれていたり、「北方領土奪還」の旗が掲げてあるところが多かった。
そのまま半島を海沿いにドライブ。
道も景色も素晴らしかった。旅をしているという実感が湧くような道。
もう一度来て、またドライブしたい道だ。
その後はそのまま西に向かい、霧多布岬のキャンプ場にて野営。
11日目:約126km (累計 約2043km)
【北海道無計画旅10日目】成り行きに身を任せ…
2018年9月12日
凍えながら起床し、前日の夜もお世話になった無料温泉「熊の湯」で身体を温め、キャンプ場に戻って朝飯。
テントを片付けようかとダラダラしていたら、隣のキャンプサイトにいた50代半ばくらいのおじさんが一緒にコーヒーでも飲もうとキャンプ用のコーヒーセットを用意しながら招いてくれたのでお邪魔することに。
おじさんと今までの北海道無計画旅の顛末を話していくうちにうちとけあい、「これから羅臼の岬で釣りをするんだけども、一緒に来ないかい?釣り竿も貸すから」と。
A氏と相談して、面白そうだからということで一緒に行くことにした。
「岬までバイクで先行するからついてきて」とおじさんが跨ったバイクは…FZR250
こんなバイク。約30年前くらい(かな)のスポーツバイク。おじさん、カッコ良すぎます。(一体何者なんだ…?)
岬に到着して釣りを始めると、すぐ釣れる。
本当にすぐ釣れます。
私は小さい頃に一回だけ釣りをしたことがある程度の経験で、釣りってもっと難しいものかと思ってましたが、場所もいいのか思ったよりはかなり簡単で楽しかった。
謎のおじさんには、ただ横のキャンプサイトにいただけの関係なのにこんなにもよくしていただき、感謝です。
お昼前くらいまで釣りして遊び、その後おじさんとは別れて、我々は標津町を通って南に向かい根室方面へ。(全然写真を撮ってなかったorz)
目星をつけていたキャンプ場は休業だったということに到着してから気づいたため、急遽この日は道の駅 スワン44ねむろ にて車中泊に。
10日目:約124km (累計 約1917km)
【北海道無計画旅9日目】知床観光
2018年9月11日
前日の夜にA氏と「明日は知床に行くぞ!」と決めていたので、計画は決定。
朝起きたらさっさと野営道具をクルマに片付けて出発。
まず向かったのは知床半島を北西から南東へ向かい、ウトロ方面から羅臼方面へ。
北海道に入ってから峠道と言っても本州とは違ってRの緩やかな高速コーナー続きで勾配もそこまでない峠道であったが、この知床にあった羅臼岳を通っている知床峠は少しRがキツめ+勾配もキツめだった。
でも、楽しい道だったのであっという間に頂上に到着。
標高のかなり高いところに来てしまったので、もうこの時点で寒いのなんのって。
北方領土の一部をここから眺めることができた。
知床峠の東側も行けるところまで行ってみた。景色綺麗。
もう1往復して、次はウトロ方面へ。知床半島の西側も行けるところまで行ってみた。
カムイワッカ湯の滝。「熱いっ!」ってなるほどではないもののお湯が流れていた!
たくさん遊んだあとは、知床国立公園羅臼温泉野営場にて野営することに決めていたので、その野営場があるウトロと羅臼の中間地点まで移動。
そのときがちょうど日が沈む時間でとても美しかったので車から降りて日の入りを眺めた。
眺めた後は野営場で準備し焼き肉をした後、温泉に入って寝た。
温泉はすぐそばにある熊の湯(無料)。
湯は熱く感じるほどだったが現地の人には適温だったそう。知床は気温が低かったため我々の体温が下がっていたのだろう…
9日目:約158km(累計 約1793km)
【北海道無計画旅8日目】「ま」は摩周湖の「摩」
2018年9月10日
この日は摩周湖を見に行こう!ということでそれだけ決めてとりあえず出発。
しかし、肝心の摩周湖は霧のためほとんど見られず…
勾配のきつい坂を上ってたどり着いたというのに…展望台からの眺望は楽しめなかった…残念
(聞いたところによると摩周湖は霧が多く見られる日は少ないとか…運良く見られた人は結婚できないと言われるほど笑)
摩周湖は見られなかったが、その周辺の摩周駅で足湯を楽しんだ。
駅の横にある足湯。ここあたりは温泉が湧いているのか無料で入れる。
9月半ばとはいえ、日に日に寒くなっていっている。足湯に浸かっていたら疲れも寒さも飛んだ。
そのまま摩周の近くである屈斜路湖周辺を探索。
摩周駅の近くである川湯温泉駅。この駅にはなんと駅の待合室に足湯があった。もちろん無料。
足湯に浸かっていたときにいろいろ調べていると、この近くになんと”無料温泉”なるものがあるとのこと。ぜひ行ってみることに。
「コタン温泉露天風呂」 景色よし!湯加減よし!
無料なのが驚きなくらい満足な温泉だった。一緒に居合わせた現地の人と話していたりしたら気づいたら一時間くらい経っていた。
その後は日も暮れてきて、この日はそのまま東へ向かい道の駅「はなやか(葉菜野花)小清水」の近くにある無料キャンプ場で野営。
8日目:約221km(累計 約1635km)
【CBX250RSレストア計画2】現状把握
まず、レストアをする為に必要なこと。それは現状把握。
現状を把握してなければ何が壊れているのか、何を直したらいいのかわからない。
ということで明るい時間に見てみた。
とりあえず、何もバラさなくてもすぐに分かる不具合は…
- フロント右ウインカーが割れてなくなっている
- シートが破れて、雑に補修されている
- 左のホーンのステーが折れてブラブラしている
- フロントフォークのシールがひび割れしている
- フロントブレーキパッドの残量が少ない
- クラッチ・ブレーキレバーの遊びが多すぎる
- タンクの外側に錆がある
- メーターがバキバキに割れている
- チェーンが汚い
etc...
とざっと見ただけでも不具合がこんなにもあった。
次に実際にエンジンを掛けてみてから気づいたことを挙げる
- チョークを引いてエンジンをかけようとしてみてもかかりが悪い
- アイドリングが安定しない(アクセルをふかさないとストールしてしまう)
- ブレーキを掛けてみてもブレーキランプが光らない
- ニュートラルに入らない
エンジンがかかるだけマシと考えるべきか…
逆に、意外と大丈夫だったものは
- タイヤ 3年前とはいえ溝も余裕。油感もあるし大丈夫だろうと
- ブレーキランプ以外の灯火類 光るべきときにちゃんと光る
- バッテリー エンジンのかかりが悪いので何度もセルを回しているが安心感がある
- ミラー メッキパーツなので若干の点サビはあるものの綺麗な方だと思う
- エキパイ おそらく前オーナーは社外か何かをつかっていて売るときに純正に戻したのかな?かなり綺麗である。
- リアブレーキ ドラムブレーキなのだが、あまり減ってはいないよう
ちょくちょく前オーナーからの愛を感じる。ロクに整備されてない個体というわけではないようだ。(多分)
不具合を挙げてみたところで、どうやってこれから修理していくかを考えてみる。
- フロントウインカーを発注。取付
- シート張替え
- ホーンのステーは錆で朽ちているため修理不可。よって購入し取付
- フロントフォークのオーバーホール
- 新品のブレーキパッドを導入。ついでにブレーキキャリパーはオーバーホール
- クラッチ・ブレーキレバーの遊び調節
- タンクの塗装?
- メーターも修理不可なほどボロなため、別のものを購入し取付
- チェーン清掃
- プラグ交換
- タペット調整
- キャブレターオーバーホール
- オイル交換(ついでにエレメント交換)
- ブレーキランプ球交換
と、とりあえずこんな感じ。
極力お金を抑えたいし、ただ単にお金をかけまくって修理するのでは何も面白くないため、修理費は3万円以内で抑えることを条件とした。オーバーしないように工夫する。
【北海道無計画旅7日目】突撃!鉄ちゃん&鉄子の宿
2018年9月9日
朝起きて、この日はどこに行こうかとA氏と相談し、この日は北見・網走観光に決定。
ざっくりだけども、お昼ご飯は北見で食べて夜ご飯は網走で食べようと。
ということで出発。
といっても残念ながら、北見・網走の写真は殆ど撮ってなかったです。
ちょっと旅の疲れが出てきて写真を撮る元気が尽きかけてたのかと笑
でも、久しぶりの都会も良かった。北見は若い人が多いのか、走っているクルマも他の道内では見かけないようなスポーツカー系統が多かった。
こういうしょうもない写真なら撮ってた。
北見を過ぎて網走まで行く途中でサロマ湖に寄った。
サロマ展望台から眺めるサロマ湖は落ち着いた静かで穏やかな気分にさせてくれるものだった。
といっても…サロマ展望台に行くまでの道は穏やかではなかったんですがね。。。
インプレッサが一気にラリーカーの如く土埃まみれになったのもいい思い出。
変な道でたのしかったです。。。
網走で夕食を食べて、もともと決めていた網走湖周辺にあるキャンプ場に行く前に温泉に入ろうということでたまたま訪れた「温泉旅館もとよし」
この旅館の横になにやら興味深い宿が…
「鉄ちゃんと鉄子の宿」
この2つの宿はオーナーが同じ人のようで温泉に入った後、オーナーに「もし空き部屋があるなら泊まりたいです」と訊いてみたところ「空いている」とのこと。
では、「泊まります!」ということで今夜の宿は急遽決定。
私は鉄道には詳しくないがA氏が詳しく、いろいろと教えてくれた。
詳しくない私でも、わかりやすい資料が沢山置いてあって読んだり眺めたりするだけでも楽しかった。
鉄道に詳しい方もそうでない人も楽しめるそういう宿だった。
7日目:約242km(累計 約1414km)