【北海道無計画旅16日目】夕張メロード
2018年9月18日
A氏が前日の夜にむかわ町にある富内鉄道公園の内に展示されている列車の中で泊まれるという情報を調べていてくれた。
当日に電話してみて予約できて泊まれるのだろうか…と思ったが、せっかくなので電話してみたところ、すんなりとOKを頂いた。
よって、この日はむかわ町がゴール地点に。
逆算的に考えていき、この日のルートは富良野→岩見沢→夕張→むかわ町とした。
美瑛のゲストハウスを午前中に出発し、十勝岳を東側に下っていき、富良野へ向かった。
ちょうど富良野でお昼ご飯の時間になりそうだったので、私が色々調べているとどうやらオムカレーというものが有名らしい。
ということでお店に行って食べてみた。
オムライスもカレーも好きな私にとっては欲張りなメニューだった。
その後はさくっと岩見沢を通って夕張へ。
ちょっと前に夕張は経済破綻したというニュースがよく報道されていたが、一体どんなところなのだろうか(夕張"市"なので栄えているんだろうか…?)と興味深かったので、期待を膨らませて向かった。
夕張市に入って、まず最初に目についたのがこの建物。
どうやら観光もできるメロンの食品加工工場だったようだが、潰れて廃墟化している。
やけに広かった観光客向けの駐車場が悲しかった。
こっちはめろん城の向かいにあったメロンを栽培していたところであったようだった。
ここも廃墟化していた。
営業していたころについては、めろん城と検索したら当時のブログなどが残っていて、そこからどういった様子だったのかを想像することができた。
栽培所をあとにし、車を走らせしばらく進むと…
次に目に入ったのは、遊園地の廃墟だった。
プールの廃墟。ウォータースライダーがところどころ崩れ落ちている。
レストランの廃墟。
といっても、一階部分はお化け屋敷のようだった。
お化け屋敷の部分を軽く覗いてみたら壊れ落ちているところも多く、稼働していたときよりも怖いお化け屋敷と化していた。
第二の(?)レストランの廃墟。
巨大SLの廃墟。圧倒的存在感。
後日調べてみたら、どうやら石炭の歴史村というテーマパークであったことがわかった。
このテーマパークの横にリニューアルされたばかりの石炭博物館があったのだが。
残念ながら、この日は休業日で見られなかった。
また、今度行く機会を作って行こうと思う。
ちょっと進んで、夕張市街地をドライブ。
街には、懐かしの映画の看板が多数あった。
もし、そういうのが好きな人だったら感激しそうなレベル。
夕張駅。
行ってみるまで知らなかったが、夕張駅を走る石勝支線は新夕張ー夕張間を廃線にしたため、現在では廃駅になっているそうだ。
このときは、まだ動いていたが…
駅内には、廃線までのカウントダウンの掲示があったりして寂しい気持ちになったり…
次は、夜ご飯の調達ということで「道の駅 夕張メロード」へ。
ジンギスカンが激安で売っていたため、夜ご飯は焼肉に決定。
その後、宿「富内鉄道公園」へ。
この列車の中が宿である。
ちなみにこのクルマの近くでカセットコンロを使って焼き肉を食べた。
列車の中はこんな感じ。
私達の他にもお客さんが一人いてちょっとおしゃべりをしたのだが、その人は山形県出身だが震災の知らせを受けて、被災地へのボランティアに向かうために泊まっていたそう。
その人も北海道を何日もかけて旅行したことがあるそうで、話が盛り上がった。
16日目:約179km (累計 約3051km)